土木業は圧倒的に官需業界だ。逆に見れば、国家とか自治体の経営には必要な業界だから、日頃から「養う」ということが必要なのではないか?大災害の年には復旧の仕事が莫大となるが、通常の年にはそんなには必要ないとなれば、通常の年に「養う」ための「少し無駄な」工事をやらせる必要がある。まったく「無駄」なものは論外だが、少し無駄でも、暇なときにやっておこうという工事はある。
自衛隊とか江戸時代以前の武士は、いざという戦争に備えて、日頃は訓練のみの日常だが、土木業は作ったものが残るだけましだ、という考えになれないだろうか。
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