6/01/2010

参議院民主党の反乱へ

 どうやら鳩山首相に辞める気はないようだ。総理大臣を辞めさせるのは日本の議院内閣制では不可能に近い。ただし、衆議院の多数の意志があれば可能だが、安定多数をもち任期を三年以上残す民主党衆議院議員にその気は起きない。
 選挙を直前に控える参議院はそうでもない。首相指名更迭権限はないといっても、法律の制定権限の二院制の一院として国権の最高機関としての力がある。つまり、ここのところで、行政府を揺さぶることができるわけだ。二院制のなかで埋没するといわれている参議院の面目躍如というところになるのではないか。

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