4/23/2010

首相と幹事長、国交相が集まって決めろ(高速料金)

 今回の高速道路料金改定問題で解せないのは、民主党内の議論の仕方だ。生方副幹事長と違い、小沢幹事長も前原国交相も民主党の大幹部だ。「あいだを取り持つ」格好の鳩山首相も、最初に小沢幹事長がこの件について意見を持ってきたときに、「その件は前原大臣も関係するから、すぐに呼ぶので一緒に聞きたい」となぜ言えないのだろう。普通の組織だったらそうした方が結論を得るのに速い。または、最高権力者の首相が決めるとすれば、前原大臣を従わせなければおかしい。
 議論にマスコミの媒体を使うのは、国民にとってわかりやすいのでよいが、民主党がみっともないのを満座に明らかにする。結論を国権の最高機関の立法府に任せるのでは与党の政策調査能力が疑われる。

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