4/04/2010

民主党を挟撃する作戦は有効(平沼・与謝野新党)

 参議院をバカにしていたが、衆院総選挙の間の中間選挙的な意味はあったのではないか?
 その7月の参議院選挙で二人区以上地方区で与党民主党が複数の立候補者を擁立するかが民主党内で争点となっている。純粋に計算するだけで言えば、この小沢作戦は野党有力候補が自民党だけだったらあり得るのではないか。自民党は複数の候補者を出して対抗できるまでに回復していない。二人区で候補が民主2自民1だったら、民主が共倒れてゼロになることはない(公明党が候補者を出さない、共産党は当選できるまでの票を得られない、が前提)。二人目を出して一人しか当選できなかったとしてもダメ元になるだけだ。
 ここで、みんなの党とか平沼・与謝野新党が出てくる意義がある。自民党にこれら野党も加えた戦いでは、民主2野党(自民+新党)2でどちらかが総取りになることもあり得るからだ。
 もちろん、比例区では、民主党には投票しないが自民党には戻れない、という民主党政権を拒否する有権者層の受け皿となって、世論調査で民主党政権拒否の70%の得票率を達成することも考えられる。自民党だけだっらそれらのかなりの部分は棄権に回ってしまう票だ。

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