3/29/2010

入口を絞れば出口はそのままでよい(レジ袋)

 広島市で、レジ袋によるゴミ出しを当局が禁止する騒動があった。指定袋のなかの小分け袋としても禁止だという。市民の反対で結局は禁止が撤回されたが、禁止の理由はレジ袋を資源ゴミとして再利用するためだという。わざわざ再利用するには大した量ではない。ゴミ出しの袋として一回は利用されているからそれでよいではないか?
 いま、かなりの自治体ではスーパーでレジ袋を出すのを禁止、あるいは、有料化して減量するなどのゴミ減量対策が進行中だ。文痴はこちらも量的にみれば必要性が薄いと思うが、それはさておき、広島市においてもこの「入口作戦」も実施しているという。入口をすり抜けたレジ袋をゴミにしない「出口作戦」でブロックしようというわけだ。または、レジ袋の資源ゴミのための分別化は市民にとって面倒だから、それが、レジ袋を受け取らないインセンティブになると考えているのかもしれない。
 いったん出てしまったレジ袋だから、せいぜいゴミ出し袋として再利用してもらうだけで、目くじらを立てる必要はないと思うのだが、しつこいのか。

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