3/09/2010

小野善康阪大教授のお説もっとも(ムダをなくすのは愚の骨頂)

 朝日新聞3/6に大阪大・小野善康教授のインタビュー記事が載っていた。題して「仕事つくれば増税もできる」。教授は国内消化の国債発行は問題ない、とする考えで有名だ。その氏が記事の中で、菅財務相のブレーン(内閣府参与)となった、と紹介されている。びっくりだ、民主党、あるいは自民党の財政規律派と最も遠い学派だから。岡本行夫氏の内閣外交顧問と同じだが。
 教授は
①問題は、国債残高の額ではなく、その信用がなくなって金融危機になることだ。低金利の今は全く問題ない(文痴も同感)
②ムダをなくすのに、雇用を減らすようなことをしてまで借金を返すのは、本末転倒(同感)
③コンクリートから人へ、は単に人にカネを渡せというのでは無意味。政府が需要を作れ(同感)
④増税したうえで、政府がその分の仕事を必ずつくると宣言し実行すれば、景気には全く問題ない。・・・これについて文痴は、増税で家計の節約ムードが加速されるから、問題だと思う。景気が良くなったら、税収の自然増で返せるようになるから、いまは景気対策のみでよい。(総需要公的追加+上げ潮の理論)

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