2/04/2010

CD-ROMでチベット情報を中国国内に

 ミャンマーで聞いた話。ミャンマーでも軍事政権下(中国と同じく)インターネット情報規制が厳格だ。以前はユルユルだったが、旧ソ連の情報技術者の援助でいまの水も漏らさぬ封鎖態勢ができあがったという。ミャンマー内外の自由な情報交換がインターネット(メールを含む)では不可能だという。
 そこで考えたのが、旅行者による記録媒体の搬入出の方法だ。たとえばCD-ROMなどに記録させたものを手荷物などに入れても入出国での検査はない。中国だったら外国人の入出国数はミャンマーに比べたら莫大だから、チェックは不可能に違いない。
 中国に入った当局に対する有害情報(チベット関係、天安門関係など)は中国国内でインターネットに掲載しても削除されるし、メールに添付しても検閲されるだろう。だから、CD-ROM現物を大量にコピーし路上などで同志に配布する方法が有効だ。100年の昔、国際共産主義の地下工作員は路上で情報メモを密かに交換したのと皮肉にも似ている。
 最近のグーグル撤退事件とNHK国際放送の天安門事件部分削除事件をみて以上を思いついた。

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