1/25/2010

普天間の現基地を残すことになる

 名護市長選で反対派が勝って、同市辺野古への海兵隊基地移転は不可能になったのではないか。他の国内国外移転先の案は、抑止力維持の政策を鳩山政権はもっているので、あり得ない。
 結論は、移転せず、普天間に残すことになるのではないか。その場合、現基地の危険な状況を少しでも解消するため、在日米軍基地の再編全体構想にあるグアム、岩国への移転などはそのまま進め、辺野古に移転する部分を普天間に残すかわりに現基地の改善も図る。滑走路延長上にある家屋などの移転を進めるなどすれば少しでも安全になるのである。
 辺野古への移転は海上埋め立てになるので、巨費がかかるという。もったいないではないか。その金があれば、普天間の改良を進めても、おつりがたくさん残る。
 民主党鳩山政権の深謀遠慮も実はそうだったのかもしれない。連立を組む社民党に来年度予算成立までに逃げられては困るから、そのあとの5月に以上の結論を出せば、そのとき連立解消しても実害は少なくてすむ。

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