1/31/2010

中国による武力統一に支障になると抗議

 米国オバマ政権が台湾に武器を輸出しようとしているのに対し、中国政府が抗議している。中国の防衛に重大な危機が生ずると。
 でも、輸出するのはPAC3など純防衛兵器だ。中国からのミサイルを打ち落とすミサイルだ。そもそも台湾の政権に昔の大陸反抗の気持ちはない。馬政権は国民党だが、むかし蒋介石がもったスローガンを持ち続けているはずがない。
 中国が台湾を武力統一するのに支障があるからだろう。
 米ソ冷戦時代はABM(弾道弾迎撃ミサイル)削減交渉というのがあった。ABMが完備されれば、敵方の攻撃兵器は無力となるから、戦力のバランスが欠けることになる。それと今回のPAC3とは全く話が違う。

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