1/10/2010

首相も財務相も口が軽い

 菅新財務相が就任直後、為替相場への口先介入を行った。国が相場への介入をすべきなのは、投機などによる乱高下を収めるためだけに許される。各国の相場水準への得失は一致しないから、日本の都合で相場を左右する介入はすべきでないし、できない。
 口先だけで実際には介入しないと、日本国の財務相の発言の重さがなくなることにつながり、そちらの方が問題だ。外交問題で鳩山首相の対米発言の重みがなくなったことと同じだ。

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