12/29/2009

大都市選挙区は低投票率なので、結果格差はない

 2006.8.9に「浮動票を政治から除外する」と題して一票の格差などについて書いた。
 関連して昨日、大阪高裁で8月の衆院選について二倍以上の格差を放置することは憲法違反になるという判決があった。しかし、衆院300選挙区の区割りについては47都道府県に最初に一つの選挙区を与え(一人別枠方式)、残りの253を人口割りで配分しているから、最初からある程度の格差が前提となっている。これをどう考えるかの判断も示されて、是正すべきとしている。
 しかし、一票の格差と言うが、有権者総数によるのではなく、公平には白票なども含めた実際の投票総数によるのではないか。投票所に行かない棄権が多ければ、投票された一票の価値は高まる。だから高知3区の倍の有権者を持つ大阪9区で投票率が高知3区の半分だったら、格差は結果なかった、ということにならないだろうか?

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