12/03/2009

医療の質と量(竹原市長のブログ)

 鹿児島県阿久根市の竹原市長は自身のブログで、深刻化する医師不足への対応策として、勤務医の給料を引き上げるべきだとの議論に対し、「医者業界の金持ちが増えるだけのこと。医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全(すべ)ての医者に最高度の技術を求める必要はない」と批判。そして、「高度な医療技術のおかげ」で機能障害を持ち、昔の医療環境であれば生存が難しい障害児を「生き残らせている」などと述べ、「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」と主張している。
 市長は批判の取材に対し、「養護学校に勤めている人から聞いた情報をそのまま書いた。事実と思う。障害者を死なせろとかいう話ではない」と説明している。
 文痴は市長の言い分に頷くだけだ。問題は高度医療国家・日本の医療の程度をどこまで高めるか?だと思う。財源は有限なので、どこかで線を引かないと破綻してしまう。それと、高度医療と通常の技能的医療とを分けて考えるべきだ。

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