11/29/2009

国会議員も公僕

 新潟県泉田知事が北陸新幹線の予算追加を拒否し続け、工事が進まない。負担の関係知事の一人が拒否したら、絶対だ。知事とは偉い存在だ、ということが再認識させられた。
 事業仕分けの民主党議員もそうだ。みんながみんな「俺は偉いんだぞ」と主張し始めている。
 仕分けでJICAの職員の出張がビジネスクラスは贅沢だ、と主張するのも「自分のほうが偉いんだ」からだろう。だってその国会議員本人の出張ではそれ以上のファーストクラスの場合もあるからだ。民間の出張はエコノミーだと言うが、民間大手の社長は間違いなく、ファーストだ。
 社会的地位がある人はファーストあるいはビジネスクラスにのらないとかえっておかしいのではないか?官僚であっても。官僚トップあるいはOBの法人理事長でも年俸はせいぜい2,000万円以下だ。民間大手経営者に比べたら数分の一程度ではないか?
 世の中にはバランスというものがある。それらを無視してすべて贅沢だとしたら、社会のバランスというものがとれなくなる。バランス無視を言うなら、官僚も公僕なら国会議員も公僕ではないか?

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