10/18/2009

赤字国債は特例だ、増やすな

 鳩山内閣のH22年度予算概算要求が各省から提出された。集計すると95兆円にもなるという。これから財務省の査定を経て、政府原案となるのだが、赤字国債の増加を前提とする予算にはして欲しくない。そもそもはプライマリーバランスをとる予算とすべきなのだ。各年の税収の変動があるから、少なくとも数年の中期で集計したらバランスがとれていなければならない。赤字国債はあくまで緊急時の特例と考えるべきだ。
 いまは経済対策が必要な緊急時だ。その対策は麻生内閣時のように補正予算で対処し、平年予算とは峻別すべきなのだ。
 これからの予算関係の藤井、仙谷、菅大臣それぞれの手腕が見所だが、赤字国債の発行を対前年減らせないようであれば、マニフェストに示された施策の縮減を図るしかない。

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