7/19/2009

解散で政治空白は生じない

 今回の解散は7/21だとすると、選挙の8/30まではかなりの長期間になる。それが「政治空白」になり、問題だという意見があるが、文痴はそうは思わない。
 次期首班が誰になろうと、その前日までは麻生政権だから、必要最小限の政治決定は行えばよいし、行わなければならない。麻生さんと違う総理になるのだったら、その人と相談して行えばよい。米国でも昨年11月のオバマ当選から今年1月の就任までの期間はそうだった。
 問題なのは、次期首班が長期に決まらない、すなわち選挙後の特別国会でもめる事態だ。今日のサンデープロジェクトで森元総理が自社連立政権樹立時の苦労話をしていた。あのとき電光石火で、自社両党の互いの妥協で、連立を成し遂げた。それができなかったときこそ、言われている政治空白となるのだと理解した。いまの自民党内のごたごたも選挙後のかたちを決める予行演習だと理解できなくもない。

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