6/29/2009

自も民も負け、権威というものに不信任(横須賀市長選)

 関東の二市の市長選で相次いで30代の若い新人が当選した。先日の横須賀市の吉田氏当選の場合は政治的な意味合いを解釈するのが難しい。
 対立落選の現職は自公民の相乗りだった。自のほうは地元衆院小選挙区の元首相小泉氏の絶大なる応援があった。だから、自でも麻生の自でなく上げ潮派・中川秀直氏の自が負けたと解釈もできる。このところの鳩山元総務相の人気から対立する中川一派が負けたとも解釈できる。
 小泉氏の後継候補として次男・進次郎氏の世襲批判があったから、小泉批判だともいえる。また、民主党も支持していた現職が負けたから、このところ見られた民主党の手柄ではあり得ない。横須賀市民はすべての権威というものに不信任を突きつけ、未知の若者に賭けたのではないか?

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