6/22/2009

新総裁は総選挙敗退後に選出すべき

 総選挙を前に自民党内から総裁選の前倒しを求める声が大きくなっている。麻生氏では有利に選挙を戦う状況にないというのだろう。すべてが議員の自分の選挙のためだ。総裁の三年の任期なんか気にせず、その時々の世論の動きで、平気で総裁を替えようという魂胆だ。自民党は「選挙互助会」とはよく言ったものだ。政治屋あるいは政治家が食うための職業に成り下がってしまっている。
 自民党として安倍氏を総裁に、そして、病気のため辞任後、残任期に福田氏を、そして自ら辞任後、麻生氏を選んだ。選んだ理由は「政策実現」のためではなかったのか?その前に小泉氏を選んで、自民党代議士が大量当選したので、当選のためになる総裁はよい総裁だ、と言うことになったのだろう。
 世論が首相総裁の資質などをとやかく言うのに惑わされず、「政策」でもって党首を支えて欲しい。そうして、選挙で敗退したとした場合はそのときに「政策」の総括をして、場合によっては新総裁を選出すればよい。

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