5/31/2009

冷戦後時代の終焉へ抵抗する国

 北朝鮮が国連安保理の再度の制裁議決を前に、強硬策、崖っぷちの言動に出ている。国家の合理的判断であれば危険な行動には出ないと思うが、何故その様な態度になるのか考えた方がよい。
 国家は滅亡あるいは大変革するときは外部からの力でなく、自らの国内の矛盾などの事情でそうなる。古くはローマ帝国、近くはソ連。北朝鮮もその兆しが出てきているのだろう。国際社会の一員である我が国は、ここは粛々と打つべき手を打った上で、事態を見守るべきであろう。冷戦時代の遺産は冷戦終結20年をもって完全解決するのだろうか?あと一カ国、中国が残っている。その中国の存在も冷戦後時代を長びかせる原因となっている。

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