4/16/2009

内閣支持の浮動層はマスコミ「ぱくぱく」だ

 麻生内閣の支持率は発足以来急降下してきたが、このところ少し上向きになっている。ついこのあいだ最低だった18%(調査主体によって違う、以下同じ)から30%に上がった差の12%の浮動支持(不支持)層の人たちについて考えたい。この人たちはいままで何をもって不支持とし、いま支持に回ったのか?麻生内閣の政策がそう変わったわけではない。もし、巷間言われている麻生氏自身の「漢字が読めない」などの資質のなさで支持しなかったとすれば、いま支持するようになったのは、それを忘れた(または、不支持の理由とはしなくなった)のか、麻生氏の資質が回復したのか、になるが、一番あり得るのが、新聞等のマスコミが以上に言及しなくなったせいで、「巷間言われなくなった」というのが真相だろう。
 一般国民のうち以上の浮動支持層はマスコミに「ぱくぱく」(口を動かすだけで、言っている内容はマスコミと同じ)しているだけなのだ。だからいま、マスコミが麻生内閣の政策をある程度評価「せざるを得ない」ことになって、支持率が少し上がったのだ。麻生さんはそこのところが最初からわかっていたのではないか?祖父の吉田茂元首相もそうだった。

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