4/04/2009

懲りないドイツ人(ナチスの犯罪はドイツ人の責任)

 NHKTVでプロジェクトJAPANなる特集番組が始まった。日本の150年の戦争と平和の歴史を回顧せよ、とのことらしい。番組中、在日のドイツ人が日本は南京記念館を米国は広島記念館を作って、歴史に反省せよ、と言っていた。ドイツはナチスの犯罪を断罪した、とも。
 違うだろう。ナチスの犯罪でなく、ドイツ人が民主的に選んだヒトラー政権の犯罪だから、ドイツ人全体の罪だ。それも世界大戦のときに便乗した「平時の」国家ぐるみの人道的犯罪だ。南京も広島も「戦時の」罪だから、交戦相手国の罪もあるからどっちもどっちのところがある。戦争とは大規模かつ合法的な殺人なのだ。そして、広島は米国の罪であることはだれもが認める「事実」だが、南京大虐殺があったかは係争中だ。民間人の服装をしていた便衣兵を殺害するのは戦争のルールにあっている。
 歴史の教訓を学んで現在に生かすべきはドイツ人の方だ。

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