2/20/2009

小泉元首相は本当に愉快犯になってしまう

 小泉元首相のモスクワでの発言が波紋を呼んでいる。定額給付金の関連法案の衆院再可決の状態になったら自身は「欠席」するというものだ。先週の(うっかり)発言に意地になってもつじつま合わせをするつもりらしい。
 自民党では党議で決めたことだから、元首相といえども処分するつもりだという。これは自民党内の話で、それはそうだろう。文痴は元首相の一政治家の行動としても大いに疑問だ。このままだと、お一人が議場から退去してそれで終わりになるだろう。渡辺喜美議員の「劇団ひとり」と同じになる。元首相の影響力ある行動なら、たとえば自民党を分裂させるなどの政治的な結果を残さなければ、経歴に汚点を残すのではないか?たんなるうっぷん晴らしあるいは究極の「愉快犯」(菅直人氏の言う)に過ぎなくなる。

0 件のコメント:

コメントを投稿