1/20/2009

麻生首相は2011年の国政をも牛耳るのか?(消費税増税)

 麻生首相は提出を予定している税制関連法案の付則に2011年からの消費税増税の(予定)記述を入れたいらしい。景気対策給付金に2兆円もの埋蔵金を使うことの財政健全化への悪影響を心配してのことらしい。埋蔵金といっても、もともと国の資産だから、資産が減ることは純債務が増えることになる。埋蔵金が天から降ってくるわけではない。その意味では立派な考えだが・・・
 景気対策中に、将来といっても、増税の話をしたら、効果が台無しになる。心理的なものが大きいのだ。
 また、現在制定中の法律に将来の改訂の義務を書くのはおかしい。そのときの立法府のメンバーが決めることだ。消費税増税のための条件・・・景気が回復して行政改革ができて・・・がついているといっても、それもそのときの判断だろう。

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