12/19/2008

政策金利の逐次下げはならない

 株式相場の動きで「おねだり相場」(催促相場というのが正式か?)というのがあると聞いた。財政に頼り独立性を失った相場師の悪弊だ。日銀の政策金利の上げ下げにも同じ「おねだり」が横行している。その民間の催促行為の先導役に政府・財務省が立っているのは恥ずかしい限りだ。日銀の独立性を自分で言っておきながら、それを侵害する行為は「天に唾する」ものだ。
 政策金利の下げは、今回の米国FRBのように思い切って数%のダウン、ゼロ金利へと一発で行うのがよい。小出しにしても心理的効果は得られない。ガダルカナル敗戦の原因、戦力の逐次投入の誤りに似ている。

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