12/11/2008

尖閣諸島実効支配の証拠

 領土争いがある場合、実効支配している国とそうでない国の間に平和的に問題を解決する(棚上げする)暗黙のルールがあるのではないか?
 島根県竹島(韓国名独島)の場合は韓国が実効支配している。それにもかかわらず、漁業水域では暫定的に竹島の存在を無視して決めている(とは言っても、日本漁船は当該水域に実質的に入れない状態にある)。
 尖閣諸島は日本が実効支配している、と各国が認めているはずだ。ところが、中国の海洋調査船がその領海内に無断で侵入し、中国領土と主張しているから今後も調査のための航行(侵犯)があり得る、と宣言した。竹島の場合、海上保安庁の巡視船が同じことをすれば、韓国の海軍が妨害するであろう。両島の場合で攻守が変わっても、日本国のやり方が変わるのはおかしいのではないか?
 尖閣諸島領海への中国官船の侵犯は海保により実力排除しなければおかしい。中国台湾香港の民間船にはそうしたのだし。
 

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