12/09/2008

小沢一郎の脱党の勇気(新生党)

 自民党の国会議員は与党・権力にいたいから自民党だ、という批判がある。細川・羽田内閣のとき一年近く野党となった。そのときの冷や飯の悲哀があるから、決して野党にはなるまい、というのが党としてまとまる理由らしい。主義主張は異なっても。
 いまの自民党内では反麻生の動きが活発だ。渡辺喜美議員を代表的とする若手のグループはそれを公言している。ほかに小池百合子議員を先の総裁選に担いだ中川秀直議員のグループもある。十数年前の竹下派分裂のあおりで、小沢一郎氏ほかが宮沢首相・総裁の自民党から脱党したときのように、勇気を持って脱党したらよい。脱党の先には今回は必ず政界再編がある。解散総選挙の結果で再編するのと、脱党のあと選挙となるのと、どちらでもよいではないか?先に旗揚げする方が選挙民にとってはわかりやすい。

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