12/01/2008

一本の電話がすべての災厄のもと

 なくならない振り込み詐欺が社会的問題となっている。警察も重点的に対応しているが、単なる詐欺事件が多くなっているだけだ。これだけ防止をPRしているのだし、詐欺だから被害者にも落ち度がある。警察はもっと、一般の未解決事件にも対応してほしい。
 それはそうと、この種の犯罪のとっかかりはすべて「電話」から始まる。電話だと顔が見えないから、声色などでだますのは簡単だ。犯罪とは言えないが、電話セールスも煩わしい。電話でことを起こそうとする輩にとって、こんな文明の利器はない。営業費用が少なくて済む。うけるほうにとっては一本の電話から災厄が始まると言って過言でない。
 だから、電話によるコミュニケーションは廃止したらどうか。メールの時代だ。廃止はいかにも極端なら、NTTなどの電話番号簿を廃止するのだ(各種名簿の電話欄も)。電話は親類、親友の間だけで声を聞きたいときに使う。いまの携帯電話はそうなっているし、着信記録が表示されるので、見知らぬ相手には出なければよい。文痴は誰からであれ着信記録を見てコールバックすることにしている。固定電話時代は留守録に用事を入れてもらうよう、あるいは、FAXで用件を送れば、こちらから電話します、という方式にしていた。

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