11/12/2008

言論のタブーが一番良くない(田母神参考人招致)

 朝日新聞11/12の2面で、田母神論文を保阪、秦の二近現代史学者がこきおろしていた。この二氏が蘊蓄を傾ける近現代史解釈にはそれぞれ頷けるところが多い。だけれど、これら超専門家が田母神論文を「稚拙」だと片づけるのは酷ではないか。田母神論文でも一般国民には、(単純に信じてきた)侵略国家観に対しそういう見方もあるのか、と新鮮に映るから、庶民レベルでは有用だ。この数日、文痴が主張しているのは、この種のタブーがかったテーマの議論が始まり、盛んになることが必要なことだ。その点、昨日の参議院参考人質問はお笑いだった。議論の府が(参考人の)言論に制約を加えるというのは、議会の役割から言ってあり得ないことだ。
 タブーといえば、中国ものが多いが、ダライラマも李登輝も最近は来日するのに何の抵抗もないし、(中国の妨害と日本国政府の狼狽)のニュースにもならない。靖国神社への首相参拝もそうなってほしい。もし、そのときの首相が参拝したいのなら。

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