11/01/2008

貧困層にとってバラマキが景気浮揚になるというメリット

 自公政権(民主党も同じだが)の全国民一律給付金のバラマキ経済対策を批判している人がいる。文痴も給付金では貯金あるいは借金返しに充当される恐れがあり(乗数が1以下)、効果が少ないと考える。上記の批判は金持ちも含む「一律」よりもっと貧困層に重点的に給付すべきだとするものらしい。でも、選挙対策でもあるからよいのではないか。民主党もバラマキだ。バラマキというのは全国民にするという意味だ。
 貧困層のうち非正規労働者など景気悪化により職を奪われる恐れがあるものにとって、一番必要なのは景気浮揚だ。全国民にバラマキ給付をすれば景気がそれなりによくなる。その恩恵を貧困層も受ける、という因果関係になる。貧困層にとって、給付金を重点的に受領できれば、そのときは助かるだろう。しかし、それはそれで終わりになる。

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