10/09/2008

民主党、政策本位の国会へ

 昨年来のねじれ国会で民主党は優位の参議院での審議を政局本位で引き延ばしてきた。結果として、衆議院2/3再可決が憲法の規定する最大60日後となって、国民生活に多大の悪影響を及ぼした。ここにきて総選挙が近いところから、補正予算の審議を参議院でも迅速化する方針だ。もっとも、衆議院で政府予算案に賛成もしたが。
 試されるのは、インド洋給油法の延長にどう対応するかだ。延長に反対は変わらないらしい。であるなら参議院で審議の後、速やかに否決し、衆議院の再可決に戻すべきだろう。それでこそ、責任政党といえる。それにしても先の通常国会での政局対応はいかがなものだったのか?それを真剣に反省しないのなら、来る総選挙でそれなりのしっぺ返しを受けることになろう。

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