9/16/2008

岡崎市豪雨を引用した幹事長発言

 9/16時事通信配信の豪雨「岡崎だったからいい」=麻生氏発言に抗議文-愛知県岡崎市について解説する。
 麻生幹事長は名古屋市民に対し、あの岡崎豪雨と同じ雨が名古屋の低平地に降っていたら、もっと悲惨な災害になったと、名古屋の治水の必要性に言及したのだと思います。岡崎では実際に死者等の被害が出ています。それはそれで「いい」はずはありませんが、岡崎が(名古屋に比べ)洪水になりにくい地形で、それに対応する治水対策などがある程度とられていたから、それだけで済んだと言ったととらえるべきです。岡崎市の人は、(幹事長発言の)名古屋の治水対策の遅れを、他山の石として我が市のことを考えるべきです。
 日本人には、他を主題とする発言に含まれる自己に関する言及について、それだけを独立してとらえ、抗議などをする傾向がある。困ったものです。

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