9/09/2008

支持政党なしは民主シンパ

 福田内閣の末期の支持率が10%台にまで下がったといっても、自民党の支持率は各種世論調査を平均しても30%台に留まっている。民主党は20%台。世論調査では自民党は相変わらず第一党だ。ただし、支持政党なしが40%で、この大半が民主党に行ったのが、前回参議院選挙。自民党にも行ったのが、三年前の郵政解散総選挙。前回参院選では民主党比例区は40%に達する勢いで、自民党は28%だった。支持政党なしの大半は民主党と名乗らないシンパだ。残りは、選挙のたびに風の吹くまま移動する票だ。天気がよければ棄権もする。
 自民党はこの40%におもねるのでなく、自党の基盤の30%を増やすことだ。それが安定した保守政党の生き方ではないか。
 民主党も20%では心許ない。いかに民主党支持と胸を張って言える有権者を増やせるか。

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