8/04/2008

憂鬱な夏のスポーツ三つ

 野球好きの文痴にも憂鬱な夏がやってきた。まずは、終わったが、プロ野球オールスターゲーム。真剣勝負とはほど遠い。直球しか投げないとは、投手(と捕手)の対打者心理作戦を放棄している。それでも、昔はセパ異リーグのスター選手の対決が楽しみだったが、数年前からは、交流試合がペナントレースに組み込まれた(これは真剣勝負)。
 高校野球は最初から興味がない。知っている選手もいないし、プレーが拙劣だ。自由にすべき青少年にこのときだけ精神主義を強制する大人の身勝手さが許せない。(プロのチームで悪いことをした選手がいたら、その選手限りなのは当たり前)
 ことしはこれらに重なって、北京オリンピックときた。アマチュア精神から正反対の商業主義。今回は中国の国威発揚の舞台。TVで見るのさえ歴史的罪になるのではないかと、チベットのことを考えつつ、憂鬱な夏を過ごす。

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