漁業者が燃料高騰と魚価の低迷に抗議し、一斉休漁した。
結果的に供給を減らすことになり、魚価は少しはあがるのではないか。さらに供給が少なくなれば、価格転嫁もスムーズになされるだろう。世の中、魚価だけ安いというわけにはいかない。
また、あまりにも動力船にたより、集魚灯などもそうだが、石油などエネルギー多消費の漁業になっているかを改めて反省させられる。近海中心の地物漁業に回帰するチャンスだ。乱獲防止にもなり、資源が温存される。
国内漁業で労賃が高すぎて、競争力がなくなっているのなら、外航船の船員と同じように、外国漁船(員)の漁獲に頼る日が近いのかもしれない。北洋カニ(ロシア)とか高級貝(中国等)、マグロ(台湾)はすでにそうなっている。養殖漁業への転換も加速されよう。
いずれにせよ、自立した産業だから、燃料油への政府の補助は考えられない。
0 件のコメント:
コメントを投稿