7/09/2008

エコ住宅への建て替え、待った!!

 文痴は先月6/10に「エコ製品に取り替える時期」との主張をした。いまの古いものをずっと使い続けるほうがエコにならないか?との問題提起だ。
 建物も同じだ。200年住宅とか断熱効果の高いエコ住宅への立て替えを勧めるが、建て替えないで住み続けることとの比較がない。
 朝日新聞2008.7.8「わが家のミカタ」に「長持ちさせ議定書達成?」の特集記事がある。マンションの改修工事会社「ヤシマ工業」の試算(以下)だ。マンションを構成するコンクリート、鉄筋、ガラス、コンクリート型枠の製作に必要なCO2を建物床面積あたりで計算すると1.62トン/m2となる。国内に約40億m2の鉄筋コンクリート建物があるが、40年で建て替えとすると一年あたり1億m2だから、CO2は1.62億トン/年。これを倍もたせて80年後に建て替えだったら、CO2は半分の0.75億トン/年で済む。これは京都議定書の日本分-6%と同じだという。
 以上の数字には建設機械、運搬車両の出す分は入っていないという。文痴の言う、古い建物の解体処分の際に出る分も入っていない。
 だから、ここでもMOTTAINAIで「古いものを長く使う」が一番だ。

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