4/17/2008

形だけの民営化(Jパワー)

4/16の4チャンネル、NEWS ZEROで村尾キャスターが私論として、Jパワー(電源開発(株))の外資規制より、公的関与の是非を議論するのが本質で、もし民間開放と言うことになれば、内外(資)差別すべきでない、と主張していた。たとえば、1/3の政府株を残し、以外は規制なし、の案もあると。
文痴の4/7の「Jパワーも完全民営化は不可」と通じるものがある。となりの6チャンネルとは大きな違いで、いいことを言う。
公的関与を残すことが必要な公的基幹事業で、見せかけの民営化をして失敗した事例は枚挙にいとまがない。
歴史の忘却のかなたになった「第三セクター」。官に民の良いところをが、官民の悪いところを残す結果となった。
東京湾横断道路(株)。この会社を形式的に上に置いただけで、実際は道路公団が仕事を続けた。その後、六つの高速道路(株)ができて形式と実際が合致した。
過去の形だけの民営化から、最近の民営化の行き過ぎへと、大きく振り子が振れただけだ。真ん中に戻さなければならない。公的基幹事業の完全民営化(株式上場)は誤りだ。

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