2/04/2008

道路暫定税率は道路支出に応じて下げよ

道路整備のための特別会計を廃し、その特定財源を一般財源化せよとの多数意見がある。

特別会計とはそもそも、一般会計のなかだったら陥りがちな「どんぶり」性をなくし、収入と支出を特別に分けて管理しようというものだ。道路の場合はとくに、揮発油税など道路整備に使うという理由で徴税しているから、収支を個別に管理する特別会計は不可欠だ。
「はなれですき焼きを食べている」との塩爺の名言で、特別会計の無駄遣いが理解されているようだが、「はなれ」にも監視の目を向けて、贅沢をさせないようにすればよい。一般会計に限らず特別会計の中身も国会審議の対象である。

無駄な道路の整備の分の支出は削減させ、その分、収入が不要であれば、揮発油税の暫定税率を下げればよい。毎年の特別会計予算で支出に見合った収入にすればよい。暫定税率は必要に応じて段階的に上げてきた。今度は段階的に下げていけばよい。(決められたような)オーバーフローした分を一般財源化すべきではなく、税率を下げる対応としなければ、受益者負担とならない。

福祉などの一般会計予算が不足するなら、消費税などの増税をすればよい。今ある税を転用するような安易な財政は排除すべきだ。

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