野党・民主党に政権担当能力がないと二大政党にならない。なんでも反対を仕事としたかつての社会党などの職業野党と違うところを見せなければならない。
なんでも反対を叫ぶのは、どうせその反対は実現せず、政府与党の案が再議決で通るからと、内心は高をくくっていることもある。そういうセーフティネットがあるから無責任に反対できる。
それが野党の仕事、役目で、与党から政権を奪取するには、与党に同調していてはできない、という理屈なのだろう。
日銀総裁の人事への両院同意が民主党の能力の試金石となる。衆院同意案に参院で反対したら通らないからだ。是は是とし、非は非としても最後に自党案が通らない場合、最善の修正を勝ち取る妥協の姿勢はどの政党にも必要だ。60日を空費し衆院再議決のワンパターンでは情けない。
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