1/17/2008

捕鯨に見る異文化対応の在り方

豪州新政府が南氷洋を領海にしてまで、日本の調査捕鯨を阻止しようとしている。
日本あるいはノルウェイなどは鯨食文化の民族だ。対する、欧米の多数の国は、過去に鯨を鯨油のためだけに殺してきた反省もあるのか、現在は海の野生生物の代表である鯨を保護しようという異なる文化にある。
異文化同志の衝突になるが、そこは、鯨資源を保護するという科学的方法で調整してきたはずだ。

日本には陸上の動物は家畜といえども家族扱いで、屠殺・食用にはしてこなかった歴史があった。それでも、その習慣を他民族の食肉文化に押しつけるという考えはなかったのだ。
異文化同志の対立にはこのような相対性、細心さが求められる。

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