7/31/2006

機関としての天皇発言

故富田元宮内庁長官の昭和天皇発言メモが出てきた。
明治憲法下の戦前でも新憲法と同様立憲君主制だった。天皇個人のご意志で国政が動くことにはならない(二つの例外はあった)。
松岡、白取(鳥)の両臣への悪感情と合祀された靖国神社へそのために参拝されなかったのは事実かもしれない。
しかし、天皇陛下は昔も今も国家の「機関」(天皇機関説)だ。ご私情だけで自身の行動をお決めになることはあり得ないし、あってはいけない。
メモの発掘はその意味で、ご私情の発見かもしれないが、国政上は何の意味も持たないのではないか?

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