7/04/2006

金持ち老人の医療保険問題

高齢者の過剰医療を抑制する意味での医療保険本人負担割合の増がなされている。
だが、高齢者は金持ちだ。少しくらいの負担増にもめげず、医者通いを少なくはしないだろう。
だから医療費総額の抑制はできないだろう。保険負担が少なくなるだけだ。

病院の待合室で彼ら彼女らを観察すると、「長生きをするために医者に来る」のか「医者通いを続けるために長生きをしている」のか、倒錯的感慨に浸ってしまう。それほど、元気な高齢者が多い。金持ちの健康投資なのだ。

医師免許の病院のほかに、(元気高齢者向けの)健康コンサルタントのような低度の医療行為の機関が必要だ。

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