6/24/2006

日本、またも楽観論で敗戦

「またも」の前回は、大本営発表に象徴される太平洋戦争敗戦だ。軍隊のなかでの精神優越絶対視による無責任楽観論だったが、それどころか、国民と偽りの楽観情報を共有して、自己満足した。

今回、ドイツワールドカップ予選リーグゼロ勝はこの民族的楽観論が真因だ。
初戦、豪州戦の先取点からして、ファウルによる取り消しを受けなかったのが超ラッキーだった、という現実を直視しなかった。
能力が劣っていたのは客観的な目で見れば明らかだ。精神力だけでは勝てない。60年前も同じだ。
三戦を振り返って、楽観的な希望を今後に持つのは、それはそれでよいが、能力を高めないと勝てない。

戦争も実力が劣っていたから負けた、という事実をどれだけ理解したのか。
前も今回も、勝ち負けより、お互い慰め合いが優先だったのですね。

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