6/23/2006

靖国神社は宗教施設でない

欧米先進国どの国の憲法にも信教の自由が定められている。
この場合の宗教の区別は、キリスト教でいえば、大きくはカトリックとプロテスタントなど宗派別の信仰の自由を言っている。米国大統領が就任宣誓のとき、バイブルに手を置いているのは、キリスト教かほかの宗教かはその場合問題とはなっていない。米国はキリスト教の国であるのが大前提となっている。
日本の神道のカミとか中国の道教の信仰対象(歴史上の人物)はキリスト教あるいはイスラム教の唯一絶対神とは明らかに違う。日本のカミガミと同じ音の神をGODの訳語としたことが間違いだった。

日本はカミガミに対する土俗的信仰(信心)なのだ。絶対神宗教のような高度かつ排他的なものではない。

明治から昭和の終戦まで、靖国神社に祀ることを約束して国家の戦争をしてきたのだから、死者に対し今更約束違反は絶対に出来ない。宗教法人靖国神社ではなく、国家施設の靖国神社にして、日本国が続く限り、未来永劫祀らないと、国が成り立たない。

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