5/29/2006

希望的観測解説

来月からワールドカップサッカードイツ大会が始まる。
日本戦のTV中継も楽しみだが、国際マッチでいつも違和感を覚えることが、表題の「希望的観測解説」だ。
アナウンサーが日本選手を応援しているのはよい。しかし、戦局はできるだけ客観的に伝えて欲しい。TVだから見ていればそれがわかってしまう。
「いいですよ、いいですよ」のオンパレードだ。
日本選手がへまをしたときも「いいですよ」。ブラックユーモアか?
よく、応援で「ドンマイ(don't mind)」と言って、選手の気持ちを立て直すことがある。しかし、TV中継が選手に聞こえるはずもない。
視聴者の心を立て直すつもりだとしたら、余計なお世話だ。

1 件のコメント:

  1. 日本はオーストラリアとの予選の初戦、1-3で敗退した。
    NHKの解説者井原氏(もと日本代表)が1-1に追いつかれたとき、勝ち点1(引き分け)でもいいですよと言っていたのは合理的考えだった。ライバルのオーストラリアに勝ち点3(勝ち)を与えないのも予選を勝ち抜くポイントだ。

    それにしても、日本は守勢一方だった。それが素人のぼくにもわかるのは、ゴールキーパーの忙しさだ。川口は何回もファインセーブをしたが、それは、それだけ相手のシュートが多かった(20、日本は6)ことに他ならない。
    シュートを放てば確率的にそのうち何パーセントかはゴールになる。シュートしなければ、ゴールにはならない。

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